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iMovie '11 : File directories and role

先だっての仕分け大会で、iMovieのファイルの置き場所とその役割についてさまざまな条件があることがわかりました。そこで今回はさらに掘り下げて「iMovieが正しく動作するディレクトリ配置条件」について検証してみます。

フォルダの役割

iMovieは「iMovie イベント(iMovie Events.localized)」と「iMovie プロジェクト(iMovie Projects.localized)」という2種類のディレクトリで構成されています。

【iMovie イベント】

iMovie イベント
「iMovie イベント」にはビデオ素材が格納されます。
その他にiMovie Data / iMovie Movie Cache(合成データなどのキャッシュ) / iMovie Stabilization(手ぶれ補正の解析データ)/ iMovie Thumbnails (サムネイルをスクラブ再生する際に使用するプロシキデータ Motion JPEG形式) / iMovie Waveforms(波形データのサムネイル)が生成されていますが、これらは削除された場合にはビデオ素材だけあれば再度作り直すことが可能です。

ドロップボックスの読み込み表示
また、今回から「iMovie ドロップボックス(iMovie Drop Box.localized)」が作られました。ここにビデオファイルを追加すると、次回のiMovie '11 起動時に読み込むかどうかの確認ダイアログが表示されます。

【iMovie プロジェクト】

iMovie プロジェクト
iMovieで作成されたプロジェクトファイルが格納されています。それぞれのファイルは「雪遊び.rcproject」のような形式になっており、実態はパッケージファイルです。

rcprojectファイルの中身
この中にはプロジェクト用のプロキシファイルやBGMで使用しているファイル、どのイベントの素材のどのタイムコード長を使用しているのかという情報ファイルなどが格納されています。このように iMovie '09(バージョン7以降)プロジェクトは Final Cut ファミリー同様使用しているファイルを参照しているため、2種類のディレクトリで構成されています。

フォルダの配置
iMovie のデータのデフォルトサーチパスは
~/Movies/iMovie Events.localized
~/Movies/iMovie Projects.localized
になります。起動ボリュームではこれ以外の場所は受け付けないようです。

このほかに DAS で繋いだハードディスクのルート直下に配置した iMovie Events.localized と Movie Projects.localized をサーチパスとして認識します。仕分け大会でも検証しましたが、AFP や NFS などネットワークマウントした共有ポイントも使えません。このためネットワークホームでログインしたユーザが iMovie でイベントなりプロジェクトを作成しようとすると DAS で接続されている /Volumes/Macintosh HD/ 直下に iMovie Events.localized と Movie Projects.localized を作成しようとし、結果アクセス権がない場合にはエラーになります(ある意味正しい動作?)。ちょっと面白い挙動としては iMovie Projects.localized の中にフォルダを作ってネストするのは可能です。iMovie '11 の中に「ファイル>新規フォルダ…」メニューがありますが、これは手動でディレクトリを作成して起動しても同じように動作します。

一度整理すると理解できますが、正直 Finder で操作するよりも iMovie の GUI から全部操作ができるので、ユーザ自身で操作させた方がヒューマンエラーは極端に減ります。iLife アプリケーションも iPhoto、iTunes に引き続き iMovie も'08 以降は Finder 不要の仕様路線で確定しつつあります。iPhone 出る前からちゃんと仕込んでいたんですね。恐ろしい子です。

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