プロローグ
2011年2月10日(木)19:00よりApple Store, Ginzaにて、Mac OS X Server勉強会主催の第15回「Mac OS X Server Night!」が開催されました。
今回のメニューは、1)Mac OS X Server勉強会の紹介、2)Mac OS X Serverをファイルサーバーとして使用する場合のファイルのアクセス権について、3)新しいデベロッパー・ツール「Star Deploy」の概要、4)認定試験およびトレーニングについての解説の4つでした。
mixiのコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3340112
twitterの告知
http://twitter.com/moxssg/
定例勉強会の告知
http://coolnotify.com/moxssg/
定例勉強会 - 過去の開催履歴
http://www.moxssg.com/groups/studygroup/
Mac OS X Server勉強会
Web: http://www.moxssg.com/
Twitter: @moxssg、#moxssg
Mac OS X Server勉強会の紹介
[MOXSSG - 飯島基文氏]
最初は会長の飯島基文氏よりMac OS X Server勉強会の紹介がありました。会の主な活動として毎月開催されているのが、定例勉強会(MOXSRM)と「Mac OS X Server Night!」です。勉強会は誰でも参加でき、レクチャー、ハンズオン、ディスカッションなどを行っています。
ちょうど第33回勉強会が2日後に開催される予定ということで、参加者募集の呼びかけもありました。会のサイトもMac OS X Serverを使用して運営していることも紹介されました。「Mac OS X Server Night!」でこれまで発表された技術解説や事例紹介、ライトニングトークについてはこちら
技術紹介: ファイルサーバのアクセス権を理解する:
[MOXSSG - 新居雅行氏]
OS X Serverを「ファイルサーバー」として使用する場合、ファイルのアクセス権に関してよく理解していないと、読み出し/書き込みに関してトラブルに遭遇しがちです。また、使いやすさとセキュリティの二律背反の落とし所を考える上でも、アクセス権の把握は重要になってきます。 まず第一の心得として「デフォルト設定のまま放置せず、必ずアクセス権の設定を行うこと」が肝心ということに始まり、「POSIX」と「ACL」の挙動に関して、ファイルシステムの基本や、コマンドライン、サーバを管理する上での心得などを交えながら、詳細な解説がありました。 詳細な設定が可能なACLですが、きちんと設定通りに働かせるには、個々のマシンへのログイン認証とServerへの認証が一致していなければなりません。もし認証が別々だと挙動が設定した通りにはならないので要注意です。AFPの基本のルールとして「新規フォルダは読み込みのみ」であるとか、拒否アクセス権はカスタムのチェックの確認を忘れずに、など実際の現場でのトラブルで心当たりがあるポイントがたくさんあったのではないでしょうか。 組み合わせを考えると混乱しがちなアクセス権ですが、ここで新居氏作成の強力ツール「アクセス権チェッカー」が紹介されました。これに入力すると、一目でアクセス権の設定が把握できるというスグレモノです。
アクセス権チェッカーのダウンロード、ぜひ皆さんも試してみてください。 記者が聞いていて特に印象深かったのは、POSIXにはなくてACLにはある「拒否」の設定でした。また、プロトコルによっても違うので、実際に試してみてしっかり把握しておくことが重要だと思いました。
今回の発表の詳細は、下記URLでも読めます。
https://msyk.net/users/msyk/weblog/366ed/1.html
ライトニング“テクニカル”トーク: StarDeployのご紹介
[MOXSSG - 大久保丞氏]
ライトニング"テクニカル"トーク第一弾は「StarDeploy」というデプロイ・ソフトウェアの紹介でした。StarDeployはMacにインストールするためのソフトウェアを配布するのに使うアプリケーションのひとつです(ドネーション・ウェア)。 このアプリケーションの大きな特長は、OSを問わないこと、使用できるプロトコルが豊富なこと等が挙げられます。インストールする元の保存形式も、普通のファイル、アプリケーション、パッケージとさまざまな形式に対応しています。 ストレージなどに共有ポイントを作って、そこに配布したいファイルを置いておけば、クライアントから設定に応じてダウンロードが始まるので、サーバーのサービスが不要である点は、非常に興味深いソフトウェアだと思われます。
StarDeploy公式サイト(英語): http://www.stardeploy.com/StarDeploy/Home.html
ライトニング“テクニカル”トーク: iCal「Googleカレンダーで文字化けするんですけど」その解決法
[MOXSSG - 飯島基文氏]
続いて第二弾は、MOXSSGの予定を掲載しているiCalを題材にして、GoogleカレンダーにiCalを読み込ませたときの文字化けを如何にして防ぐか、その試行錯誤の軌跡と、実際に解決した方法についての発表でした。 文字化けが起きる原因の、「iCalの文字コード(UTF-8)がGoogleに読み込まれる段階で"ISO-2022-JP”に勘違いされている」部分を、サーバ上のiCalを別のURLにPHPで文字コードの指定を変えて書き出すプログラムを介することによって、同一サーバ上の他のサービスに影響を与えることなく、文字コードの変更に成功したそうです。 この成果によって、現在のMOXSSGの予定公開はGoogleに読み込むと日本語部分も化けずに表示されています。
変換後のiCalのURL: http://www.moxssg.com/others/calendar_moxssg.php
認定トレーニング: 認定試験紹介 [MOXSSG - 田畑英和氏]
最後にアップル認定資格や認定試験についての紹介が行われました。 試験制度について、学習方法として書籍や認定トレーニングがあることなど恒例の解説に加えて、日本語で受けられるようになった試験の科目、3月から新しく開設されるトレーニングコースの告知などがありました。 認定試験やトレーニングはこちらに情報があります。 最後に、これも恒例の「ジャンケン大会」で会場は和やかな雰囲気に。今回の賞品はAppleロゴ入りの「電卓」でした。
詳しい内容は受付サイトのこちら
https://training.exid.jp/
エピローグ
最後に質疑応答を受け、次回の告知をして閉会となりました。 次回は2011年3月10日(木)の19:00よりApple Store, Ginzaで開催です。
次回の予告
- 第34回定例勉強会 - 2011/3/5(土)
詳しくは、http://coolnotify.com/moxssg2/ - Mac OS X Server Night! #16 - 2010/3/10(木)
詳しくは、http://coolnotify.com/moxssg/